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7大育成事業

「APTSIS 10」における、創造戦略の中核である7大育成事業は、21世紀において省エネルギーを実現し、健康で快適な持続的社会を実現するテーマです。
特に、2012年前後から既存照明を代替すると予想している白色LED、ハイブリッド車用リチウムイオン電池材料など、短期的に事業化が可能な分野をより一層加速していきます。

7大育成事業

白色LED

白色LED

ハロゲンランプや蛍光灯に比べて消費電力が少なく、水銀などの環境負荷物質を含まないことから、次世代の照明として注目される白色LED。三菱ケミカルホールディングスグループは、蛍光体や化合物半導体など材料の提供を通してLEDの進化に関わってきた実績をベースに、現在「紫発光チップ」と照明用蛍光体の開発に取り組んでいます。これによって、より自然光に近い色調や温かみのある色味をもつ室内照明が実現し、快適で安らぎに満ちた空間を演出することができます。また、発熱量が少なく、自然な色調を可能にする特長を生かして、内視鏡の光源として採用が検討されるなど、医療分野での活躍も期待されています。

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ハイブリッド車用リチウムイオン電池材料

ハイブリッド車用リチウムイオン電池材料

現在、自動車メーカーと電機メーカーがさまざまなかたちで提携し、自動車用リチウムイオン電池の開発にしのぎを削っています。リチウムイオン電池搭載の自動車も一部出始めているものの、本格的な普及はまだこれから。自動車用の場合、高出力であることはもちろん、耐久性や安全性に関しても携帯機器用よりはるかに高いレベルが要求されます。今後、リチウムイオン電池は、携帯電子機器、ハイブリッド車、電気自動車だけでなく、産業用や一般家庭用電力需給を平準化して環境負荷を低減するスマートグリッド用など幅広い用途が見込まれる中、主要4材料を一手に供給できるグループとして、リチウムイオン電池の進化に貢献していきます。

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自動車用ケミカルコンポーネント

自動車用ケミカルコンポーネント

新炭素社会の実現に向けて、移動・輸送に伴い排出されるCO2の低減が期待されるハイブリッド車や電気自動車では、車体の軽量化に加えて、冷暖房の効率を上げるための熱マネージメントが求められています。三菱ケミカルホールディングスグループでは、樹脂系素材・炭素繊維・機能性材料など、世界的にも幅広いその素材と技術を、より高度に複合化・一体化することで、重くかつ熱マネージメントに不利な金属やガラスに代わって、自動車の窓・外板・構造部材・電装部品などへ展開し、車体の軽量化と熱マネージメントに貢献してまいります。

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サステイナブルリソース

サステイナブルリソース

プラスチックを始めとした化学製品は私たちの日々の暮らしに欠かすことのできない存在であり、社会の発展にも大きく貢献しています。一方で、近年、化石資源の枯渇可能性や地球温暖化、製品廃棄に伴う環境負荷の増大が大きな社会課題になっています。三菱ケミカルホールディングスグループは、「枯渇しない資源(サステイナブルリソース)を用いたプラスチック」や「自然環境中で分解して消滅するプラスチック」の実現が21世紀の化学会社の使命と考えています。私たちは世界トップレベルのバイオ技術、触媒技術やプラスチック製造・加工技術を融合し、これらの開発に取り組んできています。既に上市しているGS Pla (ジーエスプラ)は、自然環境のなかで水と炭酸ガスに分解されるプラスチックです。農業用フィルム、コンポスト用袋などで採用されており、原料を枯渇しない資源(植物)に転換する計画も進めています。また、植物資源を利用した新規なエンジニアリングプラスチックも開発中です。これは耐熱性や耐久性に加え、光学特性が優れることから液晶テレビ等多くの用途へ展開が期待されています。

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有機光半導体

有機光半導体

照明の世界にLEDや有機ELなどの次世代照明が登場し、劇的な変化が起きようとしています。有機EL照明は、電球、LEDや蛍光灯のような点や線の光源ではなく、面全体が発光する極めて目にやさしい薄膜の照明であるとともに、独自の特長として、調光・調色、シースルー化、フレキシブル化も可能です。 三菱ケミカルホールディングスグループは、次世代照明である有機EL照明について、照明材料だけでなく、異業種間提携により、最終製品まで手掛ける計画を進めています。先陣を切って市場参入を目指すとともに、低コスト化の切り札である塗布型有機EL材料を積極的に開発しています。 環境対応(Sustainability)に加えて、快適さ(Comfort)をコンセプトとし、人々の生活に貢献していきます。

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有機太陽電池

有機太陽電池

自然からの恵みである太陽光。その豊かなエネルギーの有効活用は、環境調和型社会を現していく上で、不可欠な基幹技術のひとつです。三菱ケミカルホールディングスグループは、長年培ってきた有機合成技術、塗布技術、デバイス化技術を融合することで、世界初の「塗布変換型有機太陽電池」の開発に成功しました。その最大の特長は、塗布製膜が容易な独自の変換型有機半導体。これを活用した有機薄膜太陽電池は、軽量・フレキシブルで、より安価な塗布法による低コスト化が見込まれています。ビルの壁面や自動車への設置や、農業資材やインテリア用品、衣料素材としての応用など、今までにない全く新しい用途が広がることが期待されています。

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個別化医療

個別化医療

少子高齢化・医療ニーズの多様化などを背景に、医療のあり方も大きな転換期を迎えています。その焦点のひとつが、限られた財源でいかに医療水準を維持・向上させていくのか、患者本位の医療を実現するのかという課題です。 これらの課題解決に貢献する新しい医療のあり方として、個々人の体質・体調の変化・病気の進行度合いを把握し、一人ひとりに最適な予防、診断、治療を施す「個別化医療」が注目されています。 三菱ケミカルホールディングスグループは、精緻な診断の鍵となるバイオマーカーの発見やバイオマーカーを活用した医薬品の研究開発、健診・疾患データなどの情報をもとにした健康管理・疾患管理などを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフの向上を支える「個別化医療」の実現を目指しています。

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