三菱ケミカルホールディングスTHE KAITEKI COMPANY

法令等の遵守と公正・公平・誠実

企業行動憲章

私たちは法令や国際規範をいついかなるときも遵守し、顧客、取引先、株主、協力会社、行政機関、地域社会などに対して、また、従業員相互間においても、常に公正で公平かつ誠実な態度をもって臨みます。

課題認識・基本的な考え方

三菱ケミカルホールディングスグループは、「コンプライアンス」という言葉を“法令遵守”にとどまらず、企業倫理や社会的なルールの遵守までを含めたより広い意味で捉えています。そして、ステークホルダーや社会からの信頼に応える企業であり続けるために、コンプライアンスを経営上の最重要課題と位置づけています。国内はもとより、海外のグループ会社においても、基本規程をもとに、各国の法制や社会規範に合わせた行動規範や推進規程を策定しています。

体制

三菱ケミカルホールディングスグループは、コンプライアンスを着実にグループ内に浸透させていくために、三菱ケミカルホールディングスの取締役会が選任したグループCCO(Chief Compliance Officer:コンプライアンス推進統括執行役員)を責任者として、三菱ケミカルホールディングスの内部統制推進室がコンプライアンスを所管するとともに、各事業会社にそれぞれコンプライアンス推進委員会(企業倫理委員会)を設置しています。
海外においては、三菱ケミカルホールディングスの地域統括会社があるアメリカ、ドイツ、中国に企業内弁護士を配置しているほか、インドネシア、シンガポール、タイ、インド、台湾などの各国に推進リーダーを配置しています。

コンプライアンス体制図

コンプライアンス体制図

主な活動

三菱ケミカルホールディングスグループの事業会社は、三菱ケミカルホールディングスが定めた規程に基づく行動規範を策定するなど、コンプライアンス強化活動を推進しています。

教育研修の実施

事業会社は、その管理下にあるグループ会社に対して、毎年、コンプライアンスに関わる教育研修や講習会を実施しています。三菱ケミカルホールディングスは、事業会社の活動を支援していくために、研修を担当する講師の派遣や教育ツールの制作などを行っています。

コンプライアンスガイドブックの作成

事業会社は、コンプライアンスの実践に向けたガイドブックを、各社の事業特性に合わせて作成しています。

業務監査・モニタリングの実施

三菱ケミカルホールディングスの監査室は、三菱ケミカルホールディングスのグループ会社を対象に、内部統制活動の自己評価(CSA:Control Self Assessment)を毎年実施しています。そのなかで、コンプライアンスの遵守状況に関する質問を通じて、グループ各社におけるコンプライアンス推進状況を把握しています。

コンプライアンス・ホットラインの整備・運用

事業会社は、各社の内部統制推進部門長および社外の弁護士を窓口として、独自にコンプライアンスに関わるホットライン・システムを整備・運用し、その実施状況を定期的に三菱ケミカルホールディングスに報告しています。また、三菱ケミカルホールディングスにおいても、三菱ケミカルホールディングスグループ各社の構成員に対するホットライン・システムを開設し、周知と適切な運用に努めています。
寄せられた情報については、各社の内部統制推進部門長をリーダーとする調査チームが対応し、問題を確認した場合には各社のCCOの指揮のもと、早期の対応と是正を図っています。
なお、これらホットライン・システムの報告・相談者に対しては、報告・相談を行った事実およびその内容などを秘密として取り扱い、また、報告・相談を行った事実をもって解雇を含め不利益・不当な扱いを一切行わないことを確約しています。万一、報告・相談者に対して不当な行為を行った者があった場合には社内規則に則った処分を科しています。

コンプライアンス違反・不正等の開示

三菱ケミカルホールディングスグループは、開示すべきコンプライアンス違反・不正などについては、三菱ケミカルホールディングスもしくは各事業会社のWebサイトに、ニュースリリースとして適宜開示しています。

目標・実績

重大なコンプライアンス違反は発生ゼロにする
実績 2015年度 重大な違反ゼロ

コンプライアンス違反の発生件数

2015年度 重大な違反ゼロ
2014年度 重大な違反ゼロ
2013年度 重大な違反ゼロ
2012年度 重大な違反ゼロ

なお、重大な違反ではないものの、法令や社内規則に違反する行為は発生しましたが、
社内規則に則って厳正に処分を科すとともに、社内周知、各種研修への反映等により再発防止に努めています。

取り組み事例

2015年度

グローバル研修プログラム

グループ各社の海外展開が加速するなか、MCHCグループでは、グローバルでのグループ共通の研修プログラムを実施しています。プログラムの一つとして、管理職以上を対象にした現地集合研修があります。2015年は、この現地集合研修をシンガポール、インドネシア、タイ、インド、台湾、韓国の各社で実施しました。講師を日本からの出張者と現地担当者が担当し、face to faceで国籍の異なる従業員同士で交流しながら、コンプライアンスに関わる活発な議論を行いました。これからも、MCHCグループでは、地球規模での人材交流を促進し、多様な文化に対応した事業活動を推進していきます。

グローバル研修プログラム
グローバル研修プログラム

2014年度

2014年度の取り組みと結果

2014年度は、多様な商慣習や法制度が混在するアジア地域におけるコンプライアンス推進体制の強化に努めました。具体的には、推進体制の整備を示した「内部統制標準パッケージ」をグループ各社に配付したほか、アジア各国に推進リーダーを配置するなど体制の整備を進めました。また、グループ共通のホットライン窓口の設置や現地研修の実施により、アジア地域における従業員のコンプライアンス意識の浸透を図りました。
また、コンプライアンスの浸透を継続的に促すため日本では毎年、モニタリングとしてMCHCグループに所属する全従業員に対して、コンプライアンスに関する意識調査を実施しています。2014年度の調査結果を見ると、コンプライアンス意識は高い水準で推移しており、特に「自由に発言しやすい職場環境づくり」というテーマについては、積極的に意識改革などに取り組んできた結果、意識レベルの向上が図られています。中国をはじめとするアジア地域では、2013年度から開始した意識調査の対象範囲を拡大しており、今後はその結果を解析することで推進活動に活用していきます。今後も、日本、米州、欧州および中国その他のエリアが相互に情報を交換し、そのネットワークを活用しながらグループとして一層のコンプライアンスの推進を図っていきます。

2014年度の取り組みと結果
コンプライアンス研修

ホットライン・システム

MCHCグループでは、MCHCおよび主要事業会社の内部統制推進部門または社外の弁護士を窓口とするホットライン・システムを管理・運用しています。2014年度にホットライン・システムに寄せられた情報は128件※でした。これらの情報については内部統制推進部門長をリーダーとする調査チームが対応し、問題を確認した場合はCCOの指揮のもと、早期の対応と是正を図っています。

※ 主要事業会社のグループ会社が個別に設置した相談窓口への相談数を除く。