三菱ケミカルホールディングスTHE KAITEKI COMPANY

CSOメッセージ

社会や地球の持続的発展をめざし、当社グループが経営基軸の一つに据えて実践してきたManagementof Sustainability(MOS)は、社内外での浸透や共感が進み、企業価値の向上につながっているとの手ごたえを感じています。注力課題を指標化して進捗を定量評価するMOS指標においては、前中期経営計画で2015年度目標として掲げていた300ポイントに照らすと244ポイントと81%の達成率となりました。環境負荷削減や省エネルギー、疾病治療や病気予防、ステークホルダー満足度の向上やダイバーシティ推進などは目標を達成した一方、休業度数率、再生可能資源の活用や水資源問題への貢献などにおいては、計画通りの進捗とはならず、APTSIS 20へ引き継ぐべき課題となりました。
世界情勢に目を転じると、経済の複雑化や多極化が加速する一方、世界共通の環境課題・社会課題は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定などの合意によって国際的な解決に向けた方向性が定まりつつあり、その実現に向けて企業が担う役割は重要度を増していると認識しています。
このような経営環境の認識とこれまでのKAITEKI経営の経験を活かして、2016年4月より始まった中期経営計画において注力すべき課題を新たに特定し(マテリアリティ・アセスメント)、戦略の出発点に置いて諸施策を推進しています。新しいMOS指標についてもマテリアリティとの関連を意識し、項目や運用方法の改善を図りました。
引き続き、ステークホルダーの皆さまと広く深く連携しながら、社会と地球の持続的発展と当社グループの持続的成長を両立させた歩みを進めてまいります。

2016年9月
執行役常務
吉村 修七