三菱ケミカルホールディングスKAITEKI Value for Tomorrow

中期経営計画「APTSIS 20」

2018年12月4日現在

外部環境が大きく変化を遂げる中、当社グループではマテリアリティ・アセスメントの見直しを実施し、2020年に取り組むべき重要課題を特定し、その優先順位を考慮に入れながら、中期経営計画(APTSIS 20 期間:2016~2020年度)までの計画をまとめました。
この度、2018年度までの計画の進捗を踏まえ、機能商品セグメントを中心とする成長や統合効果のさらなる実現、ケミカルズセグメントにおける市況の下振れリスク、産業ガスセグメントにおいて行ったM&A等を考慮し、最終年度である2020年度の財務指標目標値を見直すこととしました。

APTSIS 20 基本方針

機能商品、素材、ヘルスケア分野の事業を通じて、高成長・高収益型の企業グループをめざす。

成長 効率性 基盤強化 テーブル 成長 効率性 基盤強化 テーブル

2020年度数値目標の見直し

財務指標 テーブル 財務指標 テーブル

[2020年度の収益構成]

ケミカルズの市況リスクを織り込んだ上で、機能商品の成長、産業ガスM&A、合理化進展等により、2020年度コア営業利益は4,100億円を見込む

コア営業利益グラフ コア営業利益グラフ

投資計画の見直しと進捗

  • 2018年度産業ガス大型買収により投融資は0.7兆円から1.3兆円に拡大
重点投資事業領域 テーブル 重点投資事業領域 テーブル
資源配分イメージ グラフ 資源配分イメージ グラフ

財務基盤強化

  • Praxair社欧州事業の取得による借入増加で、財務指標は一時的に悪化するも、2020年度に向けて財務体質の改善を図る
親会社所有者帰属持分比率 グラフ 親会社所有者帰属持分比率 グラフ
2018年度 2020年度
Net D/Eレシオ 1.2 1.0
親会社所有者帰属持分比率 25.5% 29.0%

株主還元

基本
方針

企業価値の向上を通じ、株主価値の向上をめざす

配当政策については、成長投資・財務体質の改善とのバランスを考慮

・中期的な連結配当性向の目安を30%とする

・安定的な配当を実施する

配当、EPS グラフ 配当、EPS グラフ

APTSIS 20 における主要施策と
フォーカスマーケットの成長戦略

機能商品 素材 ヘルスケア テーブル 機能商品 素材 ヘルスケア テーブル
  • ●関連するセグメントが協奏しながら、成長ドライバーを軸にして成長を加速

各フォーカスマーケットの主要施策

自動車・航空機(モビリティ)

自動車・航空機(モビリティ) グラフ 自動車・航空機(モビリティ) グラフ

成長施策

  • ● 自動車業界のCASE化への対応、
     環境対応強化
  • ● 炭素繊維複合材料事業の強化・海外展開加速
  • ● 樹脂コンパウンド事業の海外展開加速

アクション進捗

  • ● 炭酸繊維複合材料事業の海外拠点強化
  • ● CF-SMC採用実績拡大:トヨタ「プリウスPHV」他
  • ● PP高機能化:五井プラント建設中(15万トン)
  • ● 海外コンパウンドメーカー2社買収
     (インド、インドネシア)

IT・エレクトロニクス・ディスプレイ

IT・エレクトロニクス・ディスプレイ グラフ IT・エレクトロニクス・ディスプレイ グラフ

成長施策

  • ● ディスプレイ関連製品の事業強化:
     LCD、OLED用部材
  • ● 半導体関連事業の拡大:
     洗浄剤関連事業拡大・熱マネジメント用
     材料開発

アクション進捗

  • ● 光学フィルム:中国に新系列建設中
     (稼働開始‘19.4)、「OPLフィルム」
     新系列建設中 (稼働開始’20.3)
  • ● 半導体製造装置洗浄:Cleanpart Group
     社買収(’18.10)

メディカル・フード・バイオ

メディカル・フード・バイオ メディカル・フード・バイオ

成長施策

  • ● インプラント材料事業拡大
  • ● Nutrition関連事業拡大
  • ● メディカル用途ガス事業拡大

アクション進捗

  • ● 米スーパーエンプラ加工企業
     (Piper Plastics社)買収
  • ● 食品乳化剤:中国・ASEAN中心に拡販中
  • ● 在宅医療を含む呼吸関連事業:
     アイ・エム・アイ社買収

ヘルスケア

ヘルスケア グラフ ヘルスケア グラフ

成長施策

  • ● 医療用医薬品のパイプライン強化
  • ● 米国での事業展開
  • ● VLPワクチンの事業化
  • ● 再生医療の事業化

アクション進捗

  • ●「ラジカヴァ」のグローバル展開
  • ● インフルエンザVLPワクチン開発の進展と
     商業用設備建築着工
  • ● Muse細胞を用いた再生医療製品の開発と
     事業化推進

環境・エネルギー

環境・エネルギー グラフ 環境・エネルギー グラフ

成長施策

  • ● リチウムイオン電池材料拡販
  • ● 排水処理中国展開加速と上水処理国内展開加速
  • ● 環境負荷軽減の製品開発

アクション進捗

  • ● 電解液事業グローバル展開の加速(欧・米・中)
  • ● 中国農村集落・養豚排水機能ユニット設備
     本格販売開始
  • ●「BioPBS」の他用途展開の加速

パッケージング・ラベル・フィルム

パッケージング・ラベル・フィルム グラフ パッケージング・ラベル・フィルム グラフ

成長施策

  • ● バリア用途:食品包装フィルム海外展開の
     加速、高バリア性能の新製品開発強化
  • ● 高機能フィルム:グループ技術組み合わせに
     よる新製品開発

アクション進捗

  • ● 米国ポリエステルフィルム新ライン2018年
     本格稼働
  • ● レンジ対応の高バリア性能深絞り容器上市
  • ●「ダイアミロン」 タイに生産工場建設中
     (稼働‘20)

基礎素材

基盤強化策

  • ● マーケットでのプレゼンス拡大
  • ● 海外事業の収益性強化
  • ● 生産性の高い企業体質の実現

アクション進捗

  • 【ケミカルズ】
  • ● SAMAC* 本格運転開始
  • ● Thai MMA MAA・BMA増強
  • ● 米国MMAプロジェクト検討継続
  • ● 欧州PMMAシート事業売却
  • ● コークス炉健全化
  • ● 水島エチレンセンター集約
  • ● ユーティリティー広域連携
  • ● 高性能・高機能ポリオレフィンの開発
  • 【産業ガス】
  • ● 投資・大型投融資
  • ● 東アジア電子材料ガス製造拠点建設
  • ● 倉敷大型空気分離装置稼働
基礎素材 イメージ図 基礎素材 イメージ図

グローバル市場への
アクセス・マーケティング力強化

  • ●世界4極に、各地域内の事業成長・収益向上を支援する拠点(リージョナルヘッドクオーター“RHQ”)を設置
  • ●RHQが主導するテクニカルセンターを各地域に設置
  • ●海外売上収益比率50%(2018年度見込:43%)をめざす
グローバル市場へのアクセス・マーケティング力強化 グラフ グローバル市場へのアクセス・マーケティング力強化 グラフ
売上収益構成 グラフ 売上収益構成 グラフ

関連情報